相撲の変化(注文相撲)って、なぜ批判されてしまうの?

相撲 変化(注文相撲)がなぜ批判されてしまうの?

今年(2015年)の大相撲春場所は白鵬の優勝で幕を閉じました。
千秋楽前日、14日目横綱・白鵬は、大関・稀勢の里と対戦。

白鵬が立会で右へ変化。
瞬きする間に勝負が決まってしまいました。

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その夜のニュースでは、白鵬の変化に批判が・・・。

<大相撲春場所>白鵬勝利にやじ
 
大相撲春場所14日目は21日、立ち合いで右に動き、おっつけ一発で稀勢の里をゴロリと転がした。白鵬の横綱相撲とはかけ離れた勝利に、どよめく館内。控えめな拍手に、「アホか!」などのやじが交じった。

<YAHOO!ニュース(毎日新聞3月21日)記事より引用>

  • 相撲の変化(注文相撲)とは?
  • 変化はなぜいけない 批判される理由は?
  • 変化以外の奇襲戦法 どんなものがあるの?

調べてみました。

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相撲の変化(注文相撲)とは?

相撲の変化ってどういう動作を指すのでしょう?

立合い(相撲が始まった)瞬間、飛び出してくる相手力士の体の左側か右側に
素早く体を移動することを変化
って言うのだそうです。

変化は注文相撲って呼ばれることも。

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変化された力士としては、それをされたらたまったものじゃない。
相撲ではなく闘牛を見ているよう。

変化(注文相撲)は言わば奇襲戦法。

でも、それを行えば観客からはブーイング
親方からは叱られる。

なぜ・・・。

変化はなぜいけない 批判される理由は?

「変化(注文相撲)をしてはいけない」なんて相撲のルールブックには書いていない。
決してやっていけないことではない。

変化が批判される理由を調べてみた。

変化がいけない理由は、

  • 相撲道(武士道)に反するから。
  • 相撲はスポーツだけれど、元々は神事であり、伝統芸能でもある。
    また、技や心を鍛え上げる相撲道という考えもある。

    相撲道では、正々堂々と真正面から相手にぶつかって勝負をしなければならない。

    強くなりたければ変化をするな。
    格下相手に姑息なことをするな。

    相撲の美学ってことでしょうか。

  • 失敗すると大けがをするから。
  • 相撲をあまり知らない人からすれば
    変化が決まったときは華麗に見えたりもする。

    でも、失敗をしたとき・・・、
    相手からまともにぶちかまされ土俵の下まで弾き飛ばされてしまう。

    変化は、失敗すれば大怪我というリスクを併せ持っているのですよね。

  • 興行的によくないから。
  • 最近では相撲女子なんて人たちが増え、相撲人気が復活してきましたが、
    数年前は相撲人気低迷で苦しんでいました。

    やはりお客さんあっての相撲。
    お客さんを楽しませなくてはならない。

    相撲をせっかく観にきたのに、あっと言う間に勝負がついてしまって申し訳が立たないでしょう。
    相撲ファンは、力が入る勝負を観たい・・・。

大体、そんな理由が挙げられそう。

変化以外の奇襲戦法 どんなものがあるの?

変化は一種の奇襲戦法。
立会には変化以外にも奇襲戦法があります。

  • 猫騙し
  • 立会いの瞬間、突然相手の目の前で手を打って驚かせる戦法。
    かつて舞の海が使い、子供たちの間で猫騙しが流行りましたよね。

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  • ふわっと立って様子を見る
  • 特に戦法名はついていない。なんとなく間抜けている。
    これを見た瞬間、思わず笑ってしまいますよね^^

まとめ

後日、白鵬は稀勢の里戦の立合いを「変化じゃない」と釈明。
観ている人たちには「もう少し相撲を勉強してもらいたい」と。

白鵬-稀勢の里戦を解説していた九重親方は
「それ以前にねぇ、稀勢の里・・・どこ見ているのかってことですよねぇ」と
白鵬の変化ではなく稀勢の里の取り組み方を批判。

そう、変化は食う方も悪いのですよね。

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