藤井猛九段の本「四間飛車上達法」を読んでみた感想とレビュー

藤井猛九段の新刊「四間飛車上達法」が発売!

今年11月に藤井九段の新しい本が出ると知り、その日を首を長くして待っていました。

そして発売当日、市内の大型書店に行ったらなぜか「四間飛車上達法」はなく、いくつかの書店を回り、ようやく購入することが出来ました。

早速、読み始め、さすが藤井てんてーの本と感心^^

現在、この本を読んでいる途中なのですが早速レビューと感想を書いてみようと思います。

ようやく駒を並べながら読み終え、さらに4,5回ほど繰り返し読むことが出来ましたので、レビューと感想を書き直してみました。

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四間飛車上達法の内容は

四間飛車上達法の目次は以下のようになっています。

第1章 対抗形とは何かー駒組の基本と隠された仕組み

第2章 攻めについてー6七銀型と棒銀

第3章 一手争いについてー7八銀型と右銀急戦

第4章 主導権を握ったらー持久戦と6六銀型

第5章 攻めのエリアを拡大せよー5六銀型と藤井システム

本の中ではノーマル四間飛車が解説されています.

対話形式で進みます。

基本的な四間飛車の定跡を追いながら重要な局面で手の意味を解説してくれます。

なぜここで、この手が必要なのか・・・。

例えば美濃囲いの端歩。

当たり前に伸ばしていたのですが、ちゃんと考え方があるんですね。

また図の使い方が親切です。

定跡の本を読んでいると”第〇図”を探すため数ページ前まで遡らなければならないってことありませんか。

で、なかなか見つからない。

これって意外とストレスを感じるんですよね。

定跡本を挫折していまう理由ってそういうところにあると思います。

でも、この本では何度も同じ図を使い、常に説明文と図がセットになっています。

だからとても楽に読み進めることが出来ると思いますね。

【追記】

第1章 対抗形とは何かー駒組の基本と隠された仕組み

四間飛車とはどんな戦法かに始まり、端歩の関係など。

基本的なことが書かれていますね。

初心者の方でも分かる章です。

第2章 攻めについてー6七銀型と棒銀

居飛車側が棒銀で仕掛けてきたときの流れを学びます。

駒のぶつかり合いの辺りが主に解説されています。

この章と次の章は、どちらかというと居飛車目線で書かれているでしょうか。

流れを俯瞰的に眺めているって感じで、棒銀の難しさを感じました。

第3章 一手争いについてー7八銀型と右銀急戦

端を突きあっていない右銀急戦という形の終盤が解説されています。

将棋のプロは終盤をこんなに細かく考えているのか。

自分の想像をはるかに超えていました。

本の中では、この章は難しいと書かれています。

が、何度も駒を並べたくなる章でした。

第4章 主導権を握ったらー持久戦と6六銀型

持久戦って難しいですよね。

駒組をどうしたらいいのか、また出来上がったころ相手が攻めてこないのでこちらから攻撃。

で、結局ボロ負け。

持久戦で6六銀型に組み、どの様に攻めていくのかが解説されています。

この章を読んだ後、持久戦で指すのが楽しくなりました。

第5章 攻めのエリアを拡大せよー5六銀型と藤井システム

こちらは藤井システムの原型となった辺りが解説されています。

自分には少し難しかったです。

なので今のところ持久戦には前章の6六銀型を使っています。

全体的に四間飛車を指すときの軸を作るための内容でした。

四間飛車上達法のレベルは

本のそでには、「初心者~四段」までのレベルに適していると書かれています。

しかし、まったくの初心者には向いていません。

駒の動かし方は出ていませんから(笑)

初心者の方は、少しだけ四間飛車の定跡をかじってから読むと良いと思います。

私自身は将棋歴は長いのですが、職場の仲間とたまに指す程度。

将棋好きのおじさんです。

中級者レベルはあると思っています。

以前、新宿将棋センターに行き、初段と二段の方に勝つことが出来ました。

「おっ、俺って意外に強いじゃん!」といい気になっていたのですが、最近「将棋倶楽部24」を始めました。

そこでの棋力はレーティング500台を行ったり来たり・・・。

11級・・・。

結局、強いのか弱いのかわかりません。

しかし藤井先生の「四間飛車上達法」は、私にとってはちょうど良いレベルと思っています。

【追記】

甘く見ていましたorz

4,5回ほど繰り返し読んでいます。

ようやく半分くらい理解できるようになったでしょうか。

読み直すほどに勉強になります。

上級者には易しすぎるかも知れませんね。

本の中の手の意味などは潜在的に理解していると思います。

ただ、人に将棋を教えてみたいなどと思う上級者の方にはピッタリの本だと思います。

居飛車党には必要ない?

四間飛車上達法なので居飛車党には必要がないのでしょうか?

そんなことはないと思います。

本を読み進めているうちに気がついたのですが、居飛車側の視点で解説されていることが多いです。

なので居飛車党の方が読んでも十分役に立つ内容だと思います。

まとめ

内容は・・・ノーマル四間飛車の基本的な定跡手順の意味を解説している。対話形式で分かりやすい。

本のレベルは・・・一応「初心者~四段」までのレベルに対応。まったくの初心者向きではないです。

居飛車党には・・・居飛車党の視点で解説されているところも多くあり、十分に役に立ちます。

最初、私はフツーにこの本を読み進めました。

しかし、この本は盤に並べて手の意味を考えながら読むべき本だと思い、そのように読み進めています。(最初っから、まえがきに盤に並べながら読んでねって書いてあるんですがね)

本を読み終わり次第、追記などをしていきたいと思います。

【追記】

本を読み終えた後から、攻めのエリアと守りのエリアを意識しながら戦うように気をつけています。

それだけで勝率が上がったようです。

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